貸金業者の業務運営に関する措置

【問題】

貸金業者の業務運営に関する措置に関する次の記述のうち、その内容が適切でないものを1つだけ選んでください。

①貸金業者は、その取り扱う個人である資金需要者等に関する情報の安全管理、従業者の監督およびその情報の取扱いを委託する場合には、その委託先の監督について、情報の漏洩、滅失または、き損の防止を図るために必要かつ適切な措置を講じなければならない。

②貸金業者は、信用情報に関する機関から提供を受けた情報であって個人である資金需要者等の借入金返済能力に関するものを、資金需要者等の返済能力の調査以外の目的のために利用しないことを確保するための措置を講じなければならない。

③貸金業者は、その取り扱う個人である資金需要者等に関する人種、信条、門地、本籍地、健康医療または犯罪経歴についての情報その他の特別の非公開情報を一切利用しないための措置を講じなければならない。

④貸金業者は、その営む業務の内容および方法に応じ、資金需要者等の知識、経験および財産の状況を踏まえた重要な事項の資金需要者等に対する説明その他の健全かつ適切な業務の運営を確保するための措置に関する社内規則等を定めるとともに、従業者に対する研修その他の社内規則等に基づいて業務が運営されるための十分な体制を整備しなければならない。


 

【答えと解説】

[答え]
不適切なのは③

[解説]
③は不適切です。貸金業者は、その取り扱う個人である資金需要者等に関する人種、信条、門地、本籍地、健康医療または犯罪経歴についての情報その他の特別の非公開情報を、適切な業務の運営の確保その他必要と認められる目的以外の目的のために利用しないことを確保するための措置を講じなければならないとされていて、特別の非公開情報を一切利用できないわけではありません。
法令等に基づく場合など金融庁が策定した金融分野における個人情報保護に関するガイドラインに記載されたケースに該当した場合は、特別の非公開情報を利用することが可能です。